PINK RIBBON PROJECT

ピンクリボンプロジェクト

乳がんは自分で発見することができる数少ないがんで、小さなしこりで気づくことも少なくありません。 月に1度は、セルフチェックを行いましょう!
「毎月8日はおっぱいの日」と決めて、まずはセルフチェックを習慣づけるのもよいでしょう。慣れてきたら、毎月、生理開始の1周間後ぐらいに行うと胸がはらないのでおすすめです。 また閉経した人は毎月日にちを決めて行いましょう。

<立って>または<座って> 鏡の前で両腕を下げたポーズになり、左右の乳房や乳頭の形を覚えておきます。

次に、両腕を上げて正面、側面、斜めから鏡に映してチェックします。
ポイントは2つ
A.乳房のどこかにくぼみやひきつれたところがないか
B.乳首がへこんだり、湿疹のようなただれができてないか 調べましょう。

<あおむけで> あおむけに寝て、調べる側の乳房(今回は先に右側)の下に枕などを当てましょう。乳房がたれず胸の上に平均してバランスよく広がるようにします。

まずは乳房の内側半分を調べます。
右腕を頭の後方に上げます。親指を除く4本の指で、乳房全体を渦巻状に「の」の字を描くように指を動かします。軽く圧迫するように、まんべんなく触れていきましょう。
ポイントは2つ
A.しこりや硬いこぶがないか
B.乳房の一部が硬くないか
上は鎖骨から、下は乳房下まで、内側は胸板までをチェックしましょう。
次に、外側半分です。
上は鎖骨から、下は乳房下まで、外側は肋骨まで、先ほど同様「の」の字でチェックしましょう。
外側半分に触れ終わったら右腕を上げ、脇の下も丁寧に触れて「の」の字で調べます。
A.しこりや硬いこぶがないか
B.乳房の一部が硬くないか

入浴時にセルフチェックする際は、石鹸をつけて触るとすべりがよくなり、わかりやすくなります。

左右の乳首を軽くつまみ、異常な液(出血・分泌物)がでないか調べます。

毎月セルフチェックをしているうちに、自分の乳房の普通の状態がわかるようになり、異常を早く見つけられるようになります。

もし異変を感じたら、必ず乳腺外科など専門医の診察を受けましょう!

情報提供:公益財団法人 日本対がん協会
認定NPO法人 乳房健康研究会