創業から60年。千趣会は常に時代や女性のライフスタイルの変化とともに歩んできました。
当時は卒業→家事手伝い→結婚・専業主婦が一般的でしたが、少しずつ卒業後から結婚までの間に企業で働く女性が増え、OL(オフィス・レディ)と呼ばれるようになりました。
サブリナパンツ、
ヘップバーンカット流行
高度経済成長がはじまり、企業の成長とともにOLたちも急増していきます。生活が豊かになり、各家庭にも家事を便利にする電化製品が普及し始めました。
「an・an」「non-no」など相次ぐ女性情報誌の創刊が象徴するように、女性たちがより「自分らしさ」を求めはじめた時代でした。
女性総合職が一般化し、キャリア・ウーマンという言葉も生まれました。またバブル経済による未曾有の繁栄の中、女性のライフスタイルや価値観はより多様化していきました。
Windows95が発売され、パソコンやインターネットが一般家庭にも浸透していきました。その時代の変化の中で、千趣会もネット通販に着手しました。
インターネットやモバイル端末の普及が進み、ベルメゾンもネット・店舗・カタログによるマルチ・チャネル化を目指します。その一方でブライダルやギフトなどの新規事業にも着手。
結婚・出産後も仕事を続ける女性が増加。
仕事もプライベートも大切にするワークライフバランスが注目される中、新たな事業へのチャレンジも始めました。