「ビーズ&シルバー」に使われるシルバーパーツは、海外で生産されています。高品質を低価格でお届けするために、タイのバンコクから車で約1時間の場所にある近代的な工場で、日本製の機械を使い、日本と同じ製造方法によって作られています。
シルバーパーツは、「ロストワックスキャスティング」と呼ばれる製法で作られています。
まず、1個1個ほぼ手加工で元型を作ります。
今回のビーズ&シルバーのほとんどの元型は、日本で作っています。
次に、ゴムを用いて元型の型取りをします。ゴムは加熱すると堅くなり、その堅くなったゴムから、ナイフなどを使って元型を取り出します。
元型を取り除くと、その部分が空洞になっています。
そこへ溶けたロウを流し込みます。
ロウが固まるとそれを取り出し、木の幹のようなロウ製の棒に1個ずつ付けていきます。
これを円柱状の鉄板でおおい、その中に石こうを流し込みます。乾燥させて加熱すると石こうが固まり、中のロウが溶けて空洞になります。このようにロウが溶けてなくなることから、「ロストワックスキャスティング」と呼ばれます。
石こうの中に、溶かしたシルバーを流し込んで冷却させます。このとき、型を回転し、遠心力を利用してすき間をなくします。
その後石こうを取り除いて1個1個切り離し、ブラシや砥石を使って磨きをかけます。
この手間のかかる手作業の行程を経て、ようやくシルバーパーツができあがります。