中長期経営計画(2014~2018)の進捗MEDIUM- TO LONG-TERM MANAGEMENT PLAN

中長期経営計画 Innovate for Smiles 2018の進捗

中長期経営計画
Innovate for Smiles 2018の進捗Innovate for Smiles 2018

グループ経営目標の見直し

実績未達や外部環境・体制の変化を踏まえて計画を修正

当社グループは、企業価値の向上を実現するため、2014年1月から2018年12月までの5年間を計画期間とする中長期経営計画『Innovate for Smiles 2018』を掲げておりましたが、長引く消費の低迷、EC市場における競争の激化などの厳しい外部経営環境下での売上・利益計画の未達、J.フロント リテイリング(株)およびワタベウェディング(株)との資本業務提携の実現と(株)プラネットワークの100%株式取得によるグループ体制・内部環境の変化などを鑑み、基本方針は引き継ぎながら戦略を一部見直し、経営目標を修正しました。

グループ経営目標(2014~2018年)

グループ経営目標(2014~2018年)

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事業別の数値計画見直しと重点施策の設定

通信販売事業
強みをさらに伸ばしながら、新たな市場を開拓
ブライダル事業
グループシナジーによる事業効率化と新価値創造
法人事業
「通販支援」といえば「千趣会」というプレゼンスUPへ
その他(新規)の事業
保育事業の安全・安心運営の追求とさらなる高品質化

通信販売事業

強みをさらに伸ばしながら、新たな市場を開拓

千趣会の主要顧客層である30、40、50代の女性に向けて、通信販売事業の主力であるベルメゾンの「ブランド力強化」と「ECの販売力強化」によってさらなる購買を促します。それに加え、従来手薄であった「PBによる販路拡大」と「シニア層の獲得」によって、これまでなかった新たな市場を開拓していきます。

重点施策 1 ブランド力強化
ベルメゾンの傘下に「基幹ブランド」と複数の「スペシャルブランド」を展開

PB(プライベートブランド)は2015年度に誕生した基幹ブランド「ベルメゾンデイズ」を中心に、年代、ジャンルを絞った数々のスペシャルブランドを配置します。
今後もさまざまなお客さまのニーズにマッチするPBを創造しながら、引き続きデザインや品質の向上を行い、さらなるブランディングにも注力していきます。また、付加価値向上・原価率低減を加速させるべく、SPA型の商品開発・調達にも注力します。

「基幹ブランド」と複数の「スペシャルブランド」を展開

重点施策 2 EC販売力強化
スマートフォンでの利便性向上に加え、商品点数を増加

ますます広がるお客さまのスマートフォン利用に対し、スマートフォンでの販売を中心とした、さらなるEC販売体制の強化を図ります。また、目まぐるしく変化する購買環境に対応すべく、フレキシブルな売場変更、利便性向上が行えるシステム環境への強化にも努めます。
加えて、こだわりのセレクトによるNB(ナショナルブランド)商品の取り扱いも拡大し、魅力あふれる売場をつくります。

POINT 1 ユーザビリティの向上

POINT 1ユーザビリティの向上
例えば、スマートフォンに最適化された商品画像を用いるなど利用者にとって魅力的なサイトに。

POINT 2 パーソナライズ

POINT 2パーソナライズ
お客さまの属性情報や行動履歴に基づき一人ひとりに合わせたコンテンツやサービスを提供。
重点施策 3 PRによる販路拡大
他社チャネルの利用や海外市場展開を強化

重点施策1で掲げた「ブランド力強化」により、各種PBを用いた販路拡大をめざします。
国内における他社チャネルでの販売にとどまらず、海外市場も含め、積極的に展開していきます。

販路拡大の方向性

自社チャネル「ベルメゾン」での販売 + 他社ECモールなどに商品を提供 + 海外ECモールなどへの商品提供

外部ECサイト ロコンドのべネビス商品ページ外部ECサイト ロコンドのべネビス商品ページ

重点施策 4 シニア層獲得
顧客資産を活かしたシニア層へのアプローチ

強みであるカタログとの親和性の高さや女性人口の趨勢から、これまでの顧客資産を活かしたシニア層へのアプローチを強化していきます。

シニア層へのアプローチのポイント
  1. 1.60年にわたる事業展開で蓄積された シニア層のお客様データ
  2. 2.業務提携先である J.フロント リテイリングの顧客層
継続重点施策 物流・顧客接点でのサービス品質向上
新物流拠点を有効活用

物流業務の効率化および出荷スピードの向上を図るべく、2015年12月に岐阜県美濃加茂市に新たなディストリビューションセンターを開所しました。

美濃加茂ディストリビューションセンター

美濃加茂ディストリビューションセンター稼働によるメリット
  1. 1.配送スピード向上
  2. 2.お届け時の荷分かれ削減
  3. 3.拠点集約によるコストダウン
新規取り組み J.フロントリテイリングとの資本業務提携の推進
お互いの強みを活かした、提供価値の最大化を推進

2015年4月にJ.フロント リテイリング(株)と資本業務提携を行いました。
事業領域や顧客基盤が異なっていることから補完性が高く、業務提携により両社ともに
効率的なシェア拡大・事業展開が可能になると考えています。

J.フロント リテイリンググループ DAIMARU Matsuzakayaほか

〈計画〉・お互いのPB商品をそれぞれのチャネルで販売・共同開発ブランドの立ち上げ

ブライダル事業

グループシナジーによる事業効率化と新価値創造

日本有数の挙式数を誇るブライダル市場のリーディングカンパニーとして、グループのノウハウを相互に活用しながら、常に新しい価値を創造します。

国内最大級のブライダル事業グループ 売上合計 596.9億円

法人事業

「通販支援」といえば「千趣会」というプレゼンスUPへ

ベルメゾンで培ったノウハウをベースに、顧客企業の通販事業者の戦略的パートナーとして、ワンストップサービスを提供します。

通販支援事業のサービス内容

その他の事業

保育事業の安全・安心運営の追求とさらなる高品質化

着実かつ堅実に園数を伸ばし、待機児童問題に取り組んでいきます。

2016年度の保育園開園計画
  • 2016年4月 〈東京都文京区〉えがおの森保育園・せんごく2016年4月 〈東京都文京区〉
    えがおの森保育園・せんごく
  • 2016年4月 〈千葉県船橋市〉えがおの森保育園・にしふなばし2016年4月 〈千葉県船橋市〉
    えがおの森保育園・にしふなばし