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通販を知る!〈基礎講座〉:vol.9
システム機能
通販ビジネス運営に必要なシステムは処理系システムと情報系システムの2つに大きく分けられる。
1)処理系システム
機能としては、受注・出荷・返品・売掛・買掛・在庫等の業務処理を担うシステムで、主にコールセンター・物流・仕入・販売等のセクションで使用される。
さらに、処理系を業務面から見て、販売管理中心のフロントエンド(Web受注含む)と物流管理中心のバックエンドに分けることもできる。
また、導入形態としては通販処理パッケージシステムでの構築が一般的で、カスタマイズがなければASPサービス(≒レンタル、Application Service Provider)の利用も可である。
2)情報系システム
機能としては、顧客・商品・販促等の各種分析や予測・販促先選定等の分析を担うシステムで、主に企画・マーケティング・管理等のセクションで使用される。
また、導入形態としては、定型分析のみの場合は作り込みで対応できるが、非定型分析が必要になってくるとデータベースと分析ツールを提供するほうが使い勝手は上がる(その代わり、分析リテラシ教育が必要)。
さらに、情報系システムは一気に構築するのでなく、利用頻度・有効性等を見ながら利用状況に合わせ、順次開発するほうが利用部門のニーズに応えられる。
なお、通販は「科学のビジネス」とも言われているように、仮説検証がしやすいビジネスでもある。この検証作業や各種KPIチェックに情報系システムの活用は欠かせないため、処理系の構築と同時に情報系も構築すべきである。
また、流通業の販売管理システムは多様な販売政策に対応していかなくてはならない。その変化対応のためには、基本設計に注力し、アプリ開発はできるだけ抑えて構築するほうが望ましい。
